いつもお世話になっている高野山恵光院の本堂にて撮影させて頂きました。
暫く高野山へも参拝に行けておりませんが、
きっと今朝も変わらず「護摩焚き祈祷」もされているのだと思います。
初めてみた「護摩焚き」
それはとても神秘的で
炎を操りながら念のこもった読経
炎の揺らぎを駆り立てる様な太鼓
薄暗いお堂の中での炎が生み出す
それはまるで感情的な美しい陰影
私達の心は五行の様に
火の如く艶やかに猛り
水の如く激しくも緩やかで
木の如く深淵に優しく
金の如く妖艶に冷たく
土の如く芳しく温かい
それら全ては
時と共に変化して
ゆらゆら
ユラユラ
私達の心は共鳴して
ゆらゆら
ユラユラ
決して止まる事なく
その揺らぎは凪ぎることなく
その揺らぎに共鳴して
まるで吸い込まれる様に
魅了される。
ボクらは機械じゃ無い。
正確無比に生きる事なんて
出来っこ無いし
完璧など求めてもいけない。
何故なら
もし万が一
出来たとしたら
そんなモノは生きて無いから
愛されないし愛せない。
非の打ち所があるから
人は人を愛せるんだよ。
だから可愛げの無い様に
生きたがるオトナ達ほど
水や炎を求めちゃうんだよね
認めたく無い気持ちもわかるけれど
所詮私達も「自然の摂理」
それはとても自然な事
ゆらゆら
ユラユラ
ゆらゆら
ユラユラ
だから時に
道を誤るの
だけれども
それも人間
ゆらゆら
ユラユラ
いつか許し合えたら
それはきっと心地良いね
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